体の表面から超音波を当てて体の中を見る検査です
安全な検査でこれという副作用はありませんので、誰にでも行える検査です
当院では以下の部位についての検査を行っています

@腹部超音波検査
 主に肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、大動脈、前立腺、子宮、卵巣を観察します
 朝食を取らずに絶食で来院して下さい
 検査でわかる病気には以下のようなものがあります
  肝臓 :腫瘍(肝臓癌や血管腫など)、脂肪肝、肝硬変、肝炎など
  胆嚢 :胆石、胆嚢ポリープ、胆嚢癌、胆嚢炎、胆嚢腺筋症など
  膵臓 :膵炎、腫瘍(膵臓癌など)
  腎臓 :腫瘍(癌など)、腎・尿管結石など
  脾臓 :腫瘍、脾腫など
  大動脈:大動脈瘤など
  前立腺:前立腺肥大など
  子宮 :子宮筋腫など
  その他:リンパ節の腫脹や虫垂炎(盲腸)の診断のために行うこともあります

A頚部超音波検査
  甲状腺、頚動脈、リンパ節などを観察します
  検査のための前もっての準備は必要なく、いつでも検査を行えます
  検査でわかる病気は以下のようなものがあります
  甲状腺:腫瘍(癌、良性腫瘍など)、バセドウ病
  頚動脈:動脈硬化(動脈の石灰化やつまりなど)
  リンパ節:悪性リンパ腫、癌の転移、炎症性腫大

B乳腺超音波検査
  乳腺を観察し、主に腫瘤(乳癌や良性腫瘍)などの有無を観察します
  検査のための前もっての準備は必要なく、いつでも検査を行えます

脈波伝播速度とは、四肢の血圧を測ることによって、
簡単に動脈硬化と動脈閉塞の状況を計ることができます

検査の時間は約5分です

心電図の検査と同じ感覚で苦痛は全くありません
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脈波検査装置による検査
動脈硬化の早期発見と治療